ユルゲン・クロップ監督の後を引き継ぎ、リバプールで指揮を執るアルネ・スロット監督はプレシーズンを通して、持ち味のポゼッションサッカーを浸透させ、縦に早いプレースタイルに新たなエッセンスを加えた。
嗜好するプレーの精度を高めるためにも、オランダ人指揮官はテクニックに優れる守備的ミッドフィルダーを求めており、レアル・ソシエダMFマルティン・スビメンディを最優先ターゲットに据え、選手側と話し合いを継続している。
新シーズン開幕が迫る中、早めに移籍を取りまとめたいリバプールだが、レアル・ソシエダの説得もあってここ数日間は停滞気味。それでも、レッズはプロジェクトをプレゼンし、好条件を提示しており、同選手の移籍を推し進めるために猛烈にプッシュを続けている。
「レアル・ソシエダは、スビメンディがリバプールに移籍することを望んでいると感じている。」
「リバプールは、エキサイティングなプロジェクトと好条件の年俸を提示した後、彼と契約するために必要なものは何でも支払う用意がある。」
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一方で、ファビオ・カルバーリョをブレントフォードに放出するなど人員整理も進める。他にも、アタッカーやセンターバック獲得も狙っていると言われ、まずはポゼッションを重視したサッカーを完璧にするためにスペイン代表MFを確保したい。
はたして、リバプールは理想的な守備的ミッドフィルダーの決断を後押しし、移籍を実現させることができるのだろうか…?