アルネ・スロット新監督のもと、新たなサッカーに取り組むリバプールは、その中心となる中盤のテコ入れを優先した。様々なターゲットが浮上する中、レアル・ソシエダのスペイン代表MFマルティン・スビメンディに白羽の矢を立てた。
順調かに思われた交渉だが、突然の終わりを迎えた。25歳MFはアンフィールド行きを拒否し、ラ・レアル残留を決断。いまだに誰も補強していないリバプールだが、英『The Times』ポール・ジョイス記者によれば、新たなミッドフィルダー獲得に動くことはなさそうだ。
「現段階でリバプールが別の中盤のターゲットに目を向ける可能性は低い。スビメンディはスロットのチームの6番という特有のプロフィールに合っていたため、ターゲットにされていた。」
「この移籍市場で退団する準備があると聞かされたリバプールは、スビメンディを獲得しようと好機を狙った。」
「クラブの見解では、アレクシス・マック・アリスターのパートナー候補としてライアン・フラーフェンベルフとカーティス・ジョーンズがおり、ドミニク・ソボスライとトレント・アレクサンダー＝アーノルドもそこでプレーできる。」
「遠藤航はより大胆な6番だが、プレシーズンでスロットに気に入られなかったため、新監督の要求には合わないようだ。17歳のトレイ・ナイオニも高く評価されている。」
ここまでミッドフィルダーだけではなく、誰も獲得していないリバプールだが、移籍市場の締切が迫る中、駆け込みで主力級のプレーヤーをチームに迎え入れることはできるのだろうか…？