ユルゲン・クロップ監督からアルネ・スロット監督に時代が移り変わったリバプールは、ポゼッション重視のサッカーを展開するため、テクニックに優れた守備的ミッドフィルダーを求めている。そして、レアル・ソシエダMFマルティン・スビメンディを最優先ターゲットに据え、交渉にあたっていた。
アンフィールドでのプレーに気持ちが傾いていたとも言われていた中、同選手を巡る状況は急転直下の事態を迎えた。ファブリツィオ・ロマーノ氏は、25歳のスペイン代表MFがリバプール移籍に断りを入れ、幼い頃から過ごしたクラブに留まる意思を固めたと伝えた。
「マルティン・スビメンディは、近年バイエルン・ミュンヘンやアーセナルでのプレー機会を拒否していたが、今度はリバプールでのプレーを拒否した。」
「残留するレアル・ソシエダに無条件の愛を示し、新契約に前向きだ。」
「ソシエダからの条件提示は、リバプールのオファーよりもはるかに低い。」
🚨⛔️ Martín Zubimendi rejects Liverpool after he did the same with Bayern and Arsenal opportunities in the recent years.
— Fabrizio Romano (@FabrizioRomano) August 12, 2024
Unconditional love for Real Sociedad, as he’s staying; open to signing new deal.
Contract proposal from Sociedad way lower than Liverpool’s contract bid. pic.twitter.com/ohL6juOs5l
リバプールが今後、ラ・レアルMFと同じようなタイプのミッドフィルダー獲得に動き出すかは分からない。他にも、センターバックやアタッカーにも注目する同クラブだけに、別のターゲットに切り替える可能性もある。
はたして、リバプールはこの夏の移籍市場が終わるその時までに、チームを強化させられる選手を連れてくることができるのだろうか…?