アルネ・スロット監督を迎えたリバプールは、新たな中盤の戦い方を模索しており、オランダ人指揮官が嗜好するプレースタイルの完成度を高めるためにも、日本代表MF遠藤航よりもボール扱いに優れ、細かなパスにも長けた守備的ミッドフィルダー獲得に乗り出している。
様々なターゲットの名前がメディアを賑わせた中、レアル・ソシエダMFマルティン・スビメンディに狙いを定め、選手や代理人と話し合いを実施している。一方で、ラ・レアルも説得を試みており、綱引き状態が続いている。
スペイン紙『Noticias de Gipuzkoa』によれば、同クラブに近い関係者の証言として、新シーズンが迫っており、リバプールは長く決断を待つつもりはなく、”イエス” か ”ノー” を決める回答期限を今週の水曜日に設定したようだ。
同じくソシエダに所属するスペイン代表MFミケル・メリーノに対しても、アーセナルが忍び寄っている。ラ・レアルは主力2選手をラ・リーガ開幕直前に失う最悪の事態は避けたく、2人うち1人は残留させるために執念を燃やしているとも伝えている。
アンフィールドでのプレーに気持ちが傾いているとの報道も出回っているが、ソシエダで通算188試合8ゴール7アシストを挙げている25歳の守備的ミッドフィルダーは、この夏にイングランドに渡ることになるのだろうか…?