2007年の夏にグレミオから加入すると、リバプールで10年もの日々を過ごした元ブラジル代表MFルーカス・レイバ。当初はシャビ・アロンソやハビエル・マスチェラーノらの厚い壁に阻まれたものの、徐々にプレー時間を伸ばした。
中盤の底で安定感のあるパフォーマンスを披露し、アンフィールドでのキャリア終盤にはセンターバックとして起用され、チームの後方を支え続けた。献身性のあるプレースタイルは、サポーターにも愛され、現役引退したいまも人気者だ。
リバプールでの10年間で、数々のスタープレーヤーとともにプレーしてきた。各ポジションに代表クラスを揃えたチームにおいて、元イングランド代表MFスティーブン・ジェラードが “最高の選手” だったと明かした。
「簡単な質問だ。多分、スティーブン(・ジェラード)だね。」
「多くの選手とプレーした。」
「スアレスもそうだし、トーレスや(フィリペ・)コウチーニョもね。」
「でも、スティービーは最高の選手だ。」
GOAL
リバプール出身のジェラードは、アカデミーで育ち、ほとんどワンクラブ・マンとして象徴的な存在だった。ダイナミックなプレーは中盤にエネルギーをもたらし、シュートやパス、ディフェンスのいずれもトップクラスとなんでも出来るミッドフィルダー。
キャプテンとしてもチームを引っ張り、チャンピオンズリーグやFAカップ制覇では立役者になった。元ブラジル代表の発言も納得感が高く、結構な割合で同選手の名前を挙げるリバプールOBは多そうだ…