リバプールの22歳DFオーウェン・ベックを巡る獲得レースは混迷を極めるかもしれない。クイーンズ・パーク・レンジャーズ(QPR)やリーズ・ユナイテッドがローン移籍を狙っており、現時点ではQPRがそれをリードしている。
しかし、完全移籍での獲得を目指すセルティックがギアを入れ直す可能性が高まっている。海外メディア『Football Insider』によれば、ノリッジ・シティからアダム・イダを確保したスコットランドのクラブは、かねてから関心を寄せていたリバプールの左サイドバック獲得に本腰を入れるようだ。
昨シーズン、ダンディーで大活躍したウェールズ代表DFは、スコティッシュ・プレミアシップで実力を証明済み。選手本人も同リーグでのプレーには慣れており、セルティックにとっては利点になり得る。
リバプールは完全移籍でもローン移籍でも放出には前向きとも言われるが、完全移籍での獲得にはレッズを納得させるだけの魅力的なオファー内容が必要となる。
2026年6月まで契約を結ぶ22歳のサイドバックだが、想定通りチャンピオンシップでの武者修行に励むのか、もしくはスコットランドに新天地を求めることになるのだろうか…?