この夏の移籍市場の締切が近づく中、リバプールは余剰人員や若手の放出を進めている。ある選手は完全移籍で去り、とある選手はレンタル移籍となり、別のクラブで経験と実力を磨くことになる。そして、22歳DFセップ・ファン・デン・ベルフも話題の中心だ。
昨シーズンにマインツで大活躍したオランダ人センターバックは、アルネ・スロット新監督にも評価されており、プレシーズンでは重宝された。しかし、センターバック陣でレギュラーになるのは難しく、ベンチを温める日々が増えることが濃厚。
近年はローン生活が続く同選手はスタメン出場が望めるクラブへの移籍を希望しており、この夏が始まってから退団の噂が燻ってきた。飛躍のシーズンの舞台となったマインツのスポーツディレクター、クリスティアン・ハイデル氏はかねてから再レンタルを望んでいたが、改めてその希望を口にした。
「我々はリバプールに少し頼っている。彼がマインツへの復帰を強く望んでいることは知っている。おそらく選手の声がリバプールの決断に一役買うだろう。」
「もちろん、選手に値段をつけるのはリバプールの正当な権利だ。しかし、その価格を支払うクラブがなければならないし、選手もそこに行きたいと思わなければならない。」
「現時点ではそうではない。リバプールが彼をもう1年貸し出すなら、我々は完璧なクラブだ。セップもそれを認めるだろう。」
「もう少し待って、うまくいかなかった場合に備えているところだよ。」
🔴💬 Excl. statement by #Mainz boss Christian Heidel about dream target Sepp van den Berg: ⤵️
— Florian Plettenberg (@Plettigoal) August 14, 2024
"We are a bit dependent on FC Liverpool. I know that he would very much like to return to Mainz. Perhaps the player's voice will play a role in Liverpool's decision."
Heidel still… pic.twitter.com/7UrhhYyJSe
シュトゥットガルトやホッフェンハイム、バイエル・レバークーゼン、ボルシア・メンヒェングラッドバッハ、ヴォルフスブルクら他にもブンデスリーガのクラブが獲得を狙う中、オランダの若きセンターバックの未来はどうなるのだろうか…?