アルネ・スロット監督が新たに指揮を執るリバプールは、ユルゲン・クロップ政権のプレーを引き継ぎつつも、よりポジションに重きを置いたサッカーに進化を狙っており、プレシーズンを通して選手たちに戦術を浸透させてきた。
その中核となり得る中盤の底を務める選手として、レアル・ソシエダMFマルティン・スビメンディ獲得に迫っていたものの、所属クラブの説得もありスペインに残留が確定。補強が思い通りに行かない中、将来に向けた補強が進むかもしれない。
リバプールはバレンシアの23歳GKギオルギ・ママルダシュヴィリ獲得に動いており、最大2年間のボーンマスへのレンタル移籍も含めて、選手側と個人合意に達している。残すは所属クラブとの契約合意だが、現時点で進捗には乏しい。
ブラックバーン・ローヴァーズやトッテナム・ホットスパーで活躍し、イングランド代表でも41試合に出場したポール・ロビンソンはリバプール移籍が噂されるジョージア代表GKの能力を絶賛するとともに、クィービーン・ケレハーの去就を憂いた。
「アリソン・ベッカーは31歳で、昨シーズンはケガに苦しんだ。」
「でも、アリソンにはそれほど影響はないと思う。むしろクィービーン・ケレハーの方に目が行くだろうね。彼の売却によって得られるお金は、PSRのルールにおいて純粋な利益となる。」
「現在25歳の彼は、プレミアリーグのリバプールでほんのわずかしかプレーしていない。だから彼はこの状況を目の当たりにして、自分のチャンスは限られたものになると考えるはずだ。」
「レギュラーを求めて移籍する可能性もある。」
「ギオルギ・ママルダシュヴィリは素晴らしいゴールキーパーだ。GKとしてはヨーロッパで最も注目を浴びている有望株で、まだ23歳だ。」
「彼は昨年のラ・リーガで最優秀GKに挙げられたし、ジョージア代表として出場したユーロでは、その実力を証明した。」
「リバプールが彼と契約し、レンタル移籍させるとは驚きで、彼のキャリアがどのような位置にあるのかが分かる。レアル・マドリードなどとも噂されていたからね。」
Football Insider