左利きのセンターバックに対して、継続的に関心を示すリバプール。スポルティングDFゴンサロ・イナシオやパリ・サンジェルマンに移籍したエクアドル代表DFウィリアム・パチョらがターゲットとして浮上する中、ブンデスリーガで活躍する22歳DFピエロ・インカピエも昨年の夏から候補として報じられてきた。
ところが、この夏の移籍マーケットにおいて、ここまでセンターバックを誰も獲得できていない。残り期間で補強する可能性もあるものの、現時点で交渉が進んでいるディフェンダーは報じられておらず、最悪な場合補強なしで8月を終えるかもしれない。
海外メディア『Studio Futbol』によれば、リバプールはバイエル・レバークーゼンで無敗優勝を成し遂げたセンターバックに対して関心を失っておらず、トッテナム・ホットスパーとともに獲得に乗り出す可能性があるようだ。
今月の頭には、独『Sky Sport Germany』フロリアン・プレッテンベルク記者が同選手の退団を示唆し、複数のトップクラブが問い合わせを実施していると明かしていた。
2027年6月までドイツのクラブと契約を結ぶレバークーゼンは、エクアドル代表の左利きセンターバックの売却には前向きではなく、移籍を成立させるためにはそれなりの移籍金が必要になりそうだ。
はたして、リバプールやトッテナムは移籍市場が閉まる前に、インカピエ獲得に向かうのだろうか…?