この夏に開催されたEURO2024において、イングランド代表として準々決勝のスイス戦を除き、決勝の舞台までの全試合でスタメン出場を果たしたクリスタル・パレスDFマルク・グエイ。ジョン・ストーンズとともに、強固なディフェンスラインを形成した。
株を上げた同選手に対しては、センターバック陣の若返りを狙うニューカッスル・ユナイテッドが関心を示しており、複数回にわたってオファーを提示。しかし、いずれも所属クラブを納得させるものではなく、現時点では移籍に動きは見られない。
英『The Daily Mail』によれば、ニューカッスルはもしもイングランド代表DFを獲得できなかった場合に備えて、リバプールで出場機会に苦しむことが想定される同国代表DFジョー・ゴメスの動向を追っているようだ。
イングランド北部のクラブと27歳ディフェンダーとの関係が報じられたのは、何もこれが最初ではない。リバプールはニューカッスルFWアンソニー・ゴードンを高く評価しており、“収益性と持続可能性に関する規則”(PSR)問題に揺れていた最中、ゴメスを含めた移籍が検討されていた。
アルネ・スロット監督は元チャールトンDFの放出には積極的ではないと伝えられる一方で、選手本人はプレー時間確保への危惧から移籍を視野に入れている模様。今夏のマーケットも残り少なくなっている中、他のプレミアリーグも関心を示す27歳のセンターバックを巡る移籍騒動は新展開を迎えるのか…?