ASローマから加入して以来、数々のゴールでリバプールを勝利に導いてきたエジプト代表FWモハメド・サラー。30歳を超えて、圧倒的なスピードやドリブル突破は鳴りを顰めるが、大事なシーンで頼れる存在であることに変わりなく、チャンスメイクにも高い能力を発揮する。
昨夏の移籍市場において、サウジアラビアから巨額オファーが舞い込んだエジプシャン・キングだが、リバプールはその申し出を拒否。この夏もサウジ・プロフェッショナルリーグは諦めておらず、オファーが届くと見られていた。
しかし、リバプールは売却に前向きではなく、契約更新に向けた話し合いを実施する予定。一方で、中東のクラブは来夏にフリートランスファーでの獲得に切り替えたとも報じられており、最低でももう1シーズンはアンフィールドでの活躍を見ることができそうだ。
現役時代にアストン・ビラやチェルシーで “100” を超える試合に出場した元アイルランド代表MFアンディ・タウンゼントは、エジプト代表ウィンガーの功績を称えながらも、リバプールが同選手の売却に踏み切っていると予想していたと胸の内を明かした。
「実は今頃、サラーは移籍しているかもしれないと思っていた。」
「彼の数字には本当に驚かされる。プレミアリーグに来て、必要な時に必要なクオリティ、形、そして大事なゴールを決められるのは非常に稀なことだ。」
「しかし、それを永遠に続けることは誰にもできない。おそらくもっと考えられたアプローチで、それはサラーに合っているのだろうか?」
「それとも、リバプールが最も調子が良かった時、ファンダイクが60ヤード以上の距離でボールを出し、高いディフェンスラインの裏に落とす。そして、サラーがそこに走り込んでゴールを決める。それを見るのは興味深い。」
talkSPORT