リバプールに加入して以来、ほとんどの時間を別のクラブで過ごしてきた22歳のオランダ人DFセップ・ファン・デン・ベルフ。プレストン・ノースエンドやシャルケでのレンタル移籍を経て、昨季はマインツでブンデスリーガ内でも屈指のパフォーマンスを披露した。
昨シーズンの大活躍によって、ドイツの複数クラブに加えて、オランダやイングランドから関心が寄せられる人気銘柄になった。当初2000万ポンドと言われた要求額に、マインツやPSVアイントホーフェンは難色を示し、膠着状態かに思われた。
オランダ紙『De Telegraaf』によれば、バイエル・レバークーゼンとブレントフォードが、2500万ポンドのオファーでリバプールとクラブ間合意しており、どちらかのクラブに移籍するかどうかは選手本人に委ねられているようだ。
同じくオランダ出身のアルネ・スロット監督が就任したことで、リバプールでもチャンスを得ると見られた若きセンターバックだが、充実したセンターバック陣において、序列は4番手以降。レギュラー扱いを求める同選手は移籍を希望してきた。
レバークーゼンとブレントフォードのどちらでも大幅な給与アップが見込まれるオランダ人ディフェンダーは、レンタルでの生活から抜け出し、新たなクラブで活躍する姿が見られるのか…?