数年間に及ぶレンタル生活に終わりが見え始めているリバプールDFセップ・ファン・デン・ベルフ。昨季のマインツでの見事なパフォーマンスはドイツを中心に複数クラブが関心を寄せ、この夏には獲得レースが展開されていた。
当初は2000万ポンドを要求していたリバプールに対して、マインツやPSVアイントホーフェン、シュトゥットガルトらはすでに争奪戦から撤退。それでも獲得を狙うクラブは消えず、バイエル・レバークーゼンは総額2500万ポンドでクラブ間合意に至った模様だ。
プレミアリーグのブレントフォードも同額でリバプールと合意したと伝えられていたが、ブンデスリーガのクラブを上回る金額を提示しており、2500万ポンド + 500万ポンドのアドオンで合意に達したと、海外メディア『Sky Sports』が報じた。
22歳のセンターバックは、2019年にエールディビジのズヴォレから440万ポンドでリバプールに移籍し、トップチームでは4試合に出場。ほとんどのプロ人生をアンフィールドと離れた場所でプレーし、プレストン・ノースエンドやシャルケでもピッチに立ってきた。
リバプールは両クラブともクラブ間合意に至っており、あとはオランダ人センターバックに選択は委ねられている。数多くのトッププレーヤーが集うプレミアリーグに留まるのか、昨季の良い思い出のあるブンデスリーガを新天地に選ぶのだろうか…?