この夏の移籍市場が始まる前、また始まってからというもの、リバプールは数々の選手との関係が噂されてきた。当初はアタッカーやセンターバック獲得に本腰を入れると見られたが、守備的ミッドフィルダーを最優先に据え、スペイン代表MFマルティン・スビメンディ獲得に乗り出した。
その試みは失敗に終わったものの、バレンシアのジョージア代表GKギオルギ・ママルダシュヴィリとの契約には迫っており、1年間のレンタルバックで話し合いはまとまりそうだ。そして、他にもターゲットとして報じられた選手は少なくない。
ベテランDFジョエル・マティプが契約満了に伴い退団したセンターバック陣の穴埋めに、RBライプツィヒの24歳DFモハメド・シマカンへの関心も伝えられてきた。現在はその噂すらも立ち消えになっているが、『Sky Sport Germany』フィリップ・ヒンゼ記者は関心は継続中であると、改めて主張している。
「改めて確認しておくと、リバプールはRBライプツィヒのDFモハメド・シマカンに関心を持ち続けている。
まだ話は進んでおらず、具体的でもないが、シマカンは依然としてリバプールのリストに入っている。ユベントスもこのフランス人選手に注目している。」
「シマカンはライプツィヒに不満はない。しかし、フランス人は次のステップに前向きだ。ヨーロッパからの関心は概して高いが、今のところ特に動きはない。」
Once again confirmed: Liverpool FC continue to have interest in Leipzig's defender Mo Simakan. It is not advanced or concrete, but Simakan is still on Liverpool's list. Juventus also keeping an eye on the Frenchman. 🇫🇷👀
— Philipp Hinze (@philipphinze24) August 21, 2024
Simakan is not unhappy in Leipzig. However, the Frenchman… pic.twitter.com/X5SwOZcfwU
右サイドバックとしても稼働できる中堅ディフェンダーで、ブンデスリーガのクラブでこれまで121試合に出場。7ゴールに13アシストと数字も残しており、チャンピオンズリーグやヨーロッパリーグなども経験済みだ。
イングランド代表に復帰した27歳DFジョー・ゴメスの去就に暗雲が立ち込めており、最悪のシナリオでは最終ラインの人材が足りなくなる。
とはいえリバプールにとって、左利きセンターバックが優先と言われる中、元フランスU-21代表DFがこの夏にアンフィールドに降り立つ未来は来るのだろうか…?