スペイン代表MFマルティン・スビメンディが、レアル・ソシエダ残留を決断した後、リバプールは中盤でもセンターバックでもアタッカーでもなく、ブラジル代表GKアリソン・ベッカーの後釜確保に近づいている。
その選手の名は、バレンシアGKギオルギ・ママルダシュヴィリ。EURO2024ではジョージア代表として評価を高めた23歳の若きゴールキーパーは、リバプール移籍に前向きで、クラブ間合意が完了次第、移籍が成立する見通しだ。
リバプールからの関心について、現在の守護神はソーシャルメディアでジョージア代表GKの名前が浮上する前にクラブから話をもらっており、永遠にクラブにいるわけではなく、未来に備えることは良いアイデアであると語った。
「良いアイデアだと思うよ。」
「僕はそのこと(ママルダシュヴィリのこと)をSNSで話題になる前から知っていたし、クラブは僕の考えを気にかけてくれているから、自分にとってはありがたいメッセージだ。」
「クラブは将来に備える必要がある。いつまでもここにいるわけではないし、僕も年を取っている。いや、GKとしてはまだ若いし、エネルギーもあるし、このクラブに捧げられるものはまだたくさんある。できる限りクラブに捧げたいんだ。」
The Times
今シーズンも絶対的な守護神として、チームの最後尾に君臨する31歳ゴールキーパー。アンフィールド開幕戦となったブレントフォードとの試合では、決定機を防ぐセービングを見せるなどクリーンシート達成に貢献した。
安定感抜群で後方からのパスやロングフィードにも定評のあるベテランGKには、サウジアラビアが獲得を狙っていた経緯もあり、今後も長らくアンフィールドに留まるかどうかは未知数。サポーターとしては長期的な活躍を見ていたいが、早ければ来季にはレギュラー争いが熾烈になるのだろうか…?