プレミアリーグ開幕戦となったイプスウィッチ・タウン戦でクリーンシートに複数得点と完全勝利を収めたリバプールは、アンフィールドでのホーム開幕戦に挑んだ。対戦相手はファビオ・カルヴァーリョやセップ・ファン・デン・ベルフが加入したブレントフォード。
前節に続き、イングランド代表DFトレント・アレクサンダー＝アーノルドも右サイドバックとしてスタメン出場。前線にも積極的に顔を出すと、決定機も演出するなど印象的なパフォーマンスを披露した。
しかし、72分に21歳DFコナー・ブラッドリーとの交代を命じられた。ベンチに戻るも不満げな表情を浮かべ、アルネ・スロット監督ともベンチで言葉を交わした。試合終了後も笑顔は見られず、仏頂面を貫き通したまま、アンフィールドを後にした。
2025年6月までに迫っている契約状況もあり、その去就に注目が集まる。オランダ人指揮官は試合後にチームの副キャプテンに交代を送った理由を明かし、この夏も大会続きで、コンディションを考慮した結果だったと話した。
「どの選手も90分間プレーしたいのは理解できるが、最初からベンチにいた選手たちは、私が下した決断に本当に満足していたとは思えない。」
「トレントは大会の最初の頃はかなり出場していた代表チームから帰ってきた。数週間休んで、また戻ってきた。」
「まだ3試合目だし、最初の2試合だけでなく、シーズン通して彼が必要だから、彼のケアもしなければならない。」
「私にとっては、コナー（・ブラッドリー）という非常に優秀なバックアップがいることが大きい。トレントのことを気にかけているが、彼はいいプレーをしたよ。」