この夏の移籍市場が開く前、リバプールは新たなアタッカーやセンターバックを次々に獲得すると見られ、様々なターゲットにサポーターは胸を躍らせた。ところが、蓋を開けてみると優先順位の低いゴールキーパー獲得に近づけているのみで、守備的ミッドフィルダー確保にも成功しなかった。
そんな中、リバプールは左サイドのスペシャリスト、クラブ・ブルッヘDFマキシム・デ・カイペルに関心を示していると、ベルギー紙『Nieuwsblad Sport』が報じた。左サイドバックが本職だが、中盤やウィンガーとしてもプレー可能だ。
アンディ・ロバートソンは30歳になり、コスタス・ツィミカスも28歳と決して若くない。次世代候補のルーク・チェンバースやオーウェン・ベックもレギュラー組を脅かすポテンシャルを発揮できておらず、長期的な後継者が必要な状況。
ペースやドリブル突破、クロスの精度に強みを持つベルギー代表のディフェンダーはまだ23歳と若く、ヨーロッパリーグやカンファレンスリーグなどの舞台でも活躍。所属クラブでは通算63試合で5ゴール15アシストを決めてきた。
バーサタイルなサイドバックに対しては、レアル・ベティスやセビージャらスペイン勢に加えて、アーセナル、アヤックス、マルセイユなども関心を示しており、今夏の移籍マーケットの締切が迫る中で争奪戦が展開されるかもしれない。
はたして、若きベルギー代表DFは新たなクラブで、新たなストーリーを始めることになるのだろうか…?