昨夏の移籍市場において、アヤックス時代から関心を寄せていたユルゲン・クロップ監督に請われる形で、出番に苦しんでいたバイエルン・ミュンヘンを退団し、リバプールに加入したオランダ代表MFライアン・フラーフェンベルフ。
ヨーロッパリーグやプレミアリーグでも終盤戦にかけて期待感のあるパフォーマンスを披露。同郷のアルネ・スロット監督のもとではさらなる成長が望まれるミッドフィルダーだが、昨季とは違い、中盤の低いポジションで起用される機会が増えそうだ。
リバプールでは新たなチャレンジとなる新ポジションについて、オランダ人指揮官とは話をしたと明かしつつも、過去にプレーしていたことがあるだけに何をするべきかはわかっているとも語った。ただし、チームとしても精度をもっと高めなければならないとも口にした。
「彼(スロット)と少し話をして、6番と8番のポジションに集中しなければいけないと言われた。」
「今は6番でプレーしている。過去にも6番でプレーしたことがあるから、自分が何をしなければならないかは分かっている。そこでプレーするのは楽しいよ。」
「昨シーズンのシステムとは少し違うけど、みんな適応できていると思う。これからは、それをもっともっと高めていかなければならない。最後には本当に圧倒的なチームになれると思うよ。」
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若い頃からポテンシャルを認められ、エールディヴィジでは実力を見せ付けてきた。ブンデスリーガではピッチに出ることすらも難しく、なかなか才能を発揮するには至らなかった。
イングランドでは2年目となる今シーズン、オランダ代表の若きミッドフィルダーは新境地を開き、プレミアリーグでも屈指の守備的MFに覚醒することができるのだろうか…?