2023年の夏、契約満了に伴いリバプールを離れて、トルコに新天地を求めた元イングランド代表MFアレックス・オックスレイド=チェンバレン。アンフィールドでは怪我に悩まされたが、ベシクタシュでもその傾向は変わらず、大きなインパクトを残したとは言い難い。
プレミアリーグでは実績のある31歳のミッドフィルダーだが、1年でイングランドに舞い戻る可能性が高まっており、期限が迫る今夏の移籍マーケットにおいて、プレミアリーグから複数のクラブが関心を示している。
海外メディア『TBR Football』によると、ウェストハム・ユナイテッドやウルヴァーハンプトン・ワンダラーズ、クリスタル・パレス、ノッティンガム・フォレスト、ブレントフォードら5つのクラブが動向を探っているようだ。
アーセナルでは通算198試合20ゴール28アシストを記録し、リバプールでも146試合18ゴール15アシストを挙げた。負傷さえなければいまでもトップリーグでスタメンを張れるだけの実力を備えており、中堅以下のクラブにとっては貴重な戦力になり得る。
また、中盤だけではなく、ウィンガーでもプレー可能なユーティリティ性も監督にとっては嬉しい能力。過密日程が続くプレミアリーグにおいて、様々なポジションで起用できる選手を迎え入れたい気持ちも理解できる。
はたして、イングランド代表でも35試合に出場経験のあるミッドフィルダーは、この夏にトルコから母国に戻ることになるのだろうか…?