オランダ代表DFフィルジル・ファンダイクのパートナーとして定着が期待されていた27歳DFジョー・ゴメスだが、ジョエル・マティプやイブラヒマ・コナテに序列で負け、負傷なども相まって、センターバックにおいて4番手が定位置になってしまった。
昨シーズンこそ怪我人が相次ぎ、左サイドバックや守備的ミッドフィルダーとしても活躍。イングランド代表にも復帰したものの、21歳DFジャレル・クアンサーの台頭もあり、元カメルーン代表DFの退団にも関わらず、今季はベンチを温める日々が続くことが濃厚だ。
海外メディア『DaveOCKOP』によると、スタメン扱いを希望する27歳のセンターバックは移籍に前向きと見られ、複数クラブが関心を示す中、クリスタル・パレスが同選手を巡る争奪戦をリードしているようだ。
同じくイングランド代表の24歳DFマルク・グエイにはニューカッスル・ユナイテッド加入が噂されているものの、もしも移籍が成立しなかった場合に備えて、イングランド北部のクラブはリバプールで定位置確保に苦しむディフェンダーに注目している。
クリスタル・パレスはデンマーク代表DFヨアキム・アンデルセンをフラムに売却しており、同様にレギュラー格の24歳ディフェンダーまで売却せざるを得ない場合、その後釜としてアンフィールドで224試合に出場している経験豊富なセンターバックが加わるかもしれない。
はたして、リバプールやニューカッスル、クリスタル・パレスのプレミアリーグ3チームを絡めた移籍劇が、期限ギリギリのタイミングで発生するのだろうか…?