この夏の移籍市場が開く前には、エジプト代表FWモハメド・サラーの後継者になり得る若手アタッカーの獲得が噂されていたリバプールだが、これまで特に目立った動きは見られない。ルイス・ディアスにもバルセロナやパリ・サンジェルマンが関心を示すも、昨季から前線の陣容に変わりないまま新シーズンが幕を開けた。
現役時代にはリバプールでプロデビューを飾り、イングランド代表でも数々の印象的なゴールを奪ったマイケル・オーウェンは、もしもフォワード陣の誰かが退団した世界線に触れ、古巣のクラブに対してウェストハム・ユナイテッドで活躍する27歳FWジャロッド・ボーウェンを激推しした。
「リバプールには現在、モハメド・サラーやルイス・ディアス、ディオゴ・ジョッタ、ダルウィン・ヌニェスといった素晴らしいフォワードの選択肢を持っているが、もし彼らの誰かが退団するとしたら、ジャロッド・ボーウェンが私のお気に入りだ。」
「しかし、彼はウェストハムで長期契約を結び、キャプテンになるかもしれない。彼は19歳ではなく、長期的な代役という観点で話すなら、10年プレーできて、2、3年後には30代にならないような選手が対象となる。」
「今のクラブがそのような選手に何千万、何億も使いたがるとは思えない。」
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所属クラブではこれまで204試合で61ゴール39アシストを記録。右ウィングから縦に早いドリブル突破や裏への抜け出しでチャンスを作りつつも、自らゴールを狙いに行く。プレミアリーグでも屈指のウィンガーであり、最近ではセンターフォワードとして起用されることもあり、キャリアに新境地を開いた。
イングランド代表でも10試合でピッチに立つレオミンスター出身フォワードだが、2030年までの長期契約を結んでおり、現実的には獲得は困難。
いまのところは前線で何か変わる可能性は低い、締切が迫る移籍マーケットにおいて何かが起こるのだろうか…?