マンチェスター・ユナイテッドに移籍したフランスU-23代表DFレニー・ヨロにも関心を示したリバプール。昨季限りで退団した元シャルケDFジョエル・マティプの穴埋めに加えて、将来への投資の意味合いで、18歳センターバック以外にも数多くのターゲットの名前が浮上していた。
フィルジル・ファンダイクやイブラヒマ・コナテ、ジャレル・クアンサーらトップレベルのセンターバック陣を擁するリバプールにおいて、中長期的にアンフィールドで活躍することが期待される若きタレントの動向にも注目している。
海外メディア『Ouest France』によれば、リバプールやアストン・ビラら多くのプレミアリーグのクラブが、FCナントのフランスU-18代表DFネイサン・ゼゼに関心を示しており、所属クラブは2000万ユーロの移籍金が設定しているようだ。
また、フランスのクラブは獲得オファーに対して聞く耳を持つ構えで、同クラブのアカデミーで成長した19歳のセンターバックが近く移籍する可能性があり得る。
フランスの有望株は昨年、トップチーム昇格を果たした。昨シーズンはリーグ・アンで13試合に出場し、うち11試合を試合開始から起用された。今季も2試合を終えた時点で、両試合ともスタメンとしてプレーしており、ヨーロッパの強豪クラブが興味を寄せる選手となった。
この夏の移籍市場はまもなく終了するため、短い期間で獲得に動き出すかは微妙なところ。それでも、来年の冬や来年の夏にはステップアップする可能性を秘めており、将来的にイングランドサッカーにチャレンジするかもしれない…