昨夏にサウジアラビアから巨額オファーが届いたエジプト代表FWモハメド・サラー。リバプールはチームのエースを手放すつもりはなく、そのオファーを拒否。この夏にも新たなオファーが提示されると見られたが、中東のクラブは来夏に狙いを定めている。
その理由は、32歳の右ウィンガーとリバプールとの契約が2025年6月で満了となるためだ。フリートランスファーでの獲得が可能になり、来年の1月からは選手側と直接交渉も行えるようになる。一方で、ヨーロッパでのサッカーを続けたいとの気持ちも強いとの報道も流れている。
アンフィールドでの去就が注目されるベテランアタッカーだが、リバプールとの契約延長に話に触れ、現時点では契約や将来については全く考えておらず、今シーズンを楽しむことに全力を傾けていると語った。
「時間が経てば、もう少し知恵がつくと思うんだ。」
「シーズンが始まる前に、”よし、あと1年だ、楽しもう” と思ったんだ。今は契約のことは考えず、何も考えず、本当にただ楽しもう。」
「来年のことは考えたくないし、将来のことも考えたくない。最後の1年を楽しもう。」
Sky Sports
イタリア代表FWフェデリコ・キエーザを獲得したリバプールだが、右ウイングの長期的なレギュラー候補を確保できていないだけに、まだまだエジプシャン・キングにかかる期待は大きく、ゴールとアシストの両面でチームを勝利に導くプレーを見せてくれるはず。
依然としてプレミアリーグでも屈指の実力を兼ね備えるエジプト代表ウィンガーは、来年もアンフィールドに留まるのか、もしくは別のクラブに移籍してしまうのだろうか…?