ASローマから移籍して以来、アンフィールドで数々のゴールにアシストを記録し、いまですらもレジェンドの仲間入りを果たしているエジプト代表FWモハメド・サラー。今シーズンは開幕戦から好調を維持し、3試合連続でゴールを奪っている。
フェデリコ・キエーザを迎え、プレミアリーグでも有数のアタッカー陣を擁するリバプールにおいて、いまだにエースに君臨する32歳の右ウィンガーだが、現行契約が2025年6月までと満了までの期限が迫っており、契約延長するのか交渉の動向に注目が集まる。
ファブリツィオ・ロマーノ氏は同選手の契約状況について言及すると、エジプシャン・キングはアンフィールド残留を希望し、リバプールも延長を望んでいんると明かした。一方で、金銭的な部分で合意が課題になるだろうと、不安要素にも触れた。
「アルネ・スロットは彼にとても満足しているし、クラブも彼を引き留めたいと思っている。だから現時点では、今後数ヶ月の間にモハメド・サラーとリバプールの間で話し合いが行われるかどうかにかかっている。」
「サラーの状況ははっきりしている。彼はリバプールでプレーし続けることを本当に喜んでいる。それは極めて重要な部分だと思う。」
「サラーはクラブに残りたがっているし、リバプールでとても幸せだ。自分の将来はまだリバプールのユニフォームを着てプレミアリーグにいる可能性があると彼は信じており、選手側からのメッセージははっきりとしている。あとは金銭面で合意に達するか否かだ。」
The Debrief podcast
キャリアのピーク時ほどのペースは見せられなくなったエジプト代表ウィンガーだが、上半身の強さを活かしたボールキープや、相手ペナルティエリア付近でのチャンスメイクなど別の部分が伸びており、ゴール前での決定力は衰え知らず。
来年以降も活躍できるだけのパフォーマンスを見せ続けるが、リバプールは新たな契約を提示し、選手側もそれを受け入れる未来はくるのだろうか…?