ユルゲン・クロップ監督の後を引き継ぎ、リバプールの指揮官に就いたアルネ・スロット監督。フェイエノールトから大きなチャンスを得たオランダ人指揮官は、縦に早いサッカーに加えて、自らが好むポゼッション重視のサッカーを組み込んだプレースタイルを構築中だ。
その要とも言える中盤の底を任せられる守備的ミッドフィルダーの確保を熱望する同監督は、継続してチームに対して同ポジションの補強を求めている。海外メディア『Football Insider』ピート・オルーク記者によると、リバプールはこの冬にも新たなミッドフィルダーを加える可能性が高まっているようだ。
「アルネ・スロットはこの夏の移籍市場を通じて、守備的ミッドフィルダーを欲しがっていたが、プレミアリーグの強豪は一人も獲得することができなかった。」
「リバプールはマルティン・スビメンディの獲得に近づいたが、結局、プレミアリーグの名門が彼の放出条項である5130万ポンドを支払うことで合意した後、彼はレアル・ソシエダ残留のために移籍を断った。」
「市場終盤になっても他に名前が挙がらなかったため、リバプールは1月の状況を見極めるために待つことを決断した。」
「レッズはどのようなオプションが得られるか様子を見たいが、スロットは中盤のオプションを補うために誰かを欲しがっている。」
ポルトMFアラン・バレラ、アタランタMFエデルソン、ウルヴァーハンプトン・ワンダラーズMFジョアン・ゴメスら様々なターゲットの名前がメディアを賑わせており、どれが本当で、どれが嘘か見抜くのが難しい状況が続く。
また、遠藤航のように、それまで報道にすらでなかった選手を獲得することもあり得るため、静かな夏を過ごしたリバプールの今後半年間の動きから目が離せない…