マンチェスター・ユナイテッドでもゴールを奪い、3得点の快勝に大きく貢献したエジプト代表FWモハメド・サラー。この試合で開幕から3試合連続での得点となり、32歳になった今でもチームのエースであることを証明している。
伝統の一戦を終え、インタビューに応じたエジプシャン・キングは今シーズンがリバプールで最後のシーズンになるかもしれないことを示唆。クラブ側からまだ契約延長の話がないことも明かし、メディアによっては最後のシーズンの部分が切り抜かれ、サラーが退団を決断したみたいな報道のされ方をした。
しかし、内容を見てみると、現行契約について語っており、決断を下したわけではない。どちらかと言えば、リバプールに対して契約更新に向けた話し合いを開始するように迫ったような発言で、良くも悪くも驚きをもって受け入れられている。
このコメントに対して、同僚のコロンビア代表FWルイス・ディアスも反応。32歳の右ウィンガーの判断を尊重すると前提に置いたうえで、チームメイトにとっても、クラブにとっても大きな損失になるとも語った。
「自分たちにとっても、リバプールにとってもきついことだ。」
「それは大きな痛手になるだろう。彼には1年間考える時間があるけど、決して簡単なことではないよ。」
「彼のような重要な選手を失うのはとても辛いことだ。チームメイトの決断であり、それはリスペクトされるものだけど、彼が去らないことを願っているよ。」
Telemundo
イタリア代表FWフェデリコ・キエーザを獲得したリバプールは、右ウィンガーもできるバックアップを手に入れた。しかし、中長期的な後継者とは言えず、カットインした左足からシュートを繰り出せるウィンガーは今後も補強ポイントでも優先順位が高い状態が続きそうだ。
エジプト代表ウィンガーの去就に加えて、その後任について引き続き注目が集まる中、リバプールはどのような解決策を講じるのだろうか…?