マンチェスター・シティとしばらくプレミアリーグで優勝争いを繰り広げ、昨シーズンはアーセナルも交えて、三つ巴のタイトル争いをシーズンの終盤まで展開したリバプール。今季からはアルネ・スロット監督を迎え、新たなプレースタイルを模索中だ。
まだまだオランダ人指揮官が要求が100%反映されているとは思えないものの、クロップ監督が残した縦に早いサッカーに加えて、後方からゲームを作るポゼッションサッカーを織り交ぜたプレーを見せ付けており、ここまで3試合全勝で首位に立っている。
ディフェンス面も最終ラインの裏側を簡単に突かれることが少なくなり、全体的に安定感が増した印象のある新生リバプールだが、選手時代にマンチェスター・ユナイテッドの中心として活躍した元イングランド代表MFポール・スコールズは、現役の頃のライバルチームが国内リーグを制覇する可能性を示唆した。
「メンバーを見てみると、ファーストXIは素晴らしく、おそらく今までの3試合の中で一番楽な試合だった。」
「サブ組がウォーミングアップをして、僕らの前を通り過ぎるのを見たとき、”すごい、これは本当に良い選手たちだ” と思ったよ。彼（スロット）は幸運だったと思うよ。当然、彼自身の特徴を出していかなければならないし、最初の3試合で見たように、そうしてくれると確信している。」
「彼らは6人のフォワードを擁しているけれど、守備面では良くなっているように見える。彼らには5人の素晴らしい中盤の選手がいる。今日はここにいないけど、カーティス・ジョーンズもいる。ハーヴェイ・エリオットもその一人だ。彼はこの3人（フラーフェンベルフ、マック・アリスター、ソボスライ）を本当に気に入っていると思う。彼はこの3人を変えなかった。フォワードばかりだった。右サイドバックか左サイドバック。リバプールのチームには真の支配力がある。彼らは今年、本当にタイトルを狙えるだろう。」
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