ユルゲン・クロップ監督を引き継いだアルネ・スロット新監督は順調なスタートを切った。プレミアリーグ開幕戦となった昇格組のイプスウィッチ・タウンを圧倒すると、続くホーム開幕戦のブレントフォードとの試合でも白星を手に入れた。
マンチェスター・ユナイテッドとの試合は相手の本拠地に乗り込み、難しい試合が予想されたが、終わってみればリバプールは3ゴールを挙げ快勝した。いずれの3試合も無失点で、いまだに1ゴールすら奪われていない守備陣において、オランダ代表DFフィルジル・ファンダイクは今季もリーダーシップを発揮している。
かつてはワトフォードでプレミアリーグでも活躍した36歳FWトロイ・ディーニーは、リバプールが誇るディフェンスリーダーを “怪物” と表現すると、クラブはいますぐにでも新契約をオファーするべきだと語った。
「彼はクリーンシートを達成し、またしても怪物だった。」
「彼は後方でとんでもない力を発揮した。リバプールは彼と新契約を結ぶ必要がある。」
BBC Team of the Week
33歳になったベテランディフェンダーだが、昨季はトップフォームを取り戻した。クロップ時代よりも安定した守備陣の中でも、高さや強さに加えて、うまさを兼ね備え、最終ラインからのロングフィードはいまやリバプールの強みだ。
リバプールと同選手の契約は2025年6月まで残り1年を切っており、その動向には世界中の注目が集まっている。まだ交渉は始まっていないと見られるが、はたしてオランダ人センターバックは新たな契約を結ぶことになるのだろうか…?