アヤックスやリバプール、バルセロナで活躍し、現在はマイアミでプレーする37歳FWルイス・スアレス。ゴール前での決定力に加えて、決して大柄ではないものの、屈強なセンターバックとも競り合い、前線でチャンスメイクもできるストライカーとして、大量のゴールに関与してきた。
全盛期と比べると、ふっくらした同選手は先日ウルグアイ代表からの引退を表明。同国代表では通算143試合69ゴールを積み重ね、コパ・アメリカ制覇も経験した。まさにレジェンドになったベテランフォワードの引退試合が行われたが、リバプールFWダルウィン・ヌニェスは参加できなかった。
今夏に開催されたコパ・アメリカにおいて、コロンビア代表と対戦後、サポーターと場外乱闘に参加してしまったことが原因。コロンビアのサポーターが選手の家族に危害を加えていたとの証言もあったが、処分が決定された。
リバプールでプレーしていること、また同じくストライカーとしてプレーする25歳の元ベンフィカFWに対して、経験豊富な元バルセロナFWは苦しい状況にも立ち上がって、自分らしいパフォーマンスを継続しなければならないと、会話を交わしていたと明かした。
「イングランドで制裁を受けていた時、ダルウィン(・ヌニェス)とはすでに話をした。」
「時には、地面に倒れている時の方が楽しめることもあるが、立ち上がる時の方が人は痛みを感じるものだ。」
「立ち上がらなければならないし、彼らしいプレーを見せ続けなければならない。それが偉大な選手の姿であり、グラウンドにいる彼を見るのが好きだという人たちにアピールするために、彼が持たなければならない精神的な強さなんだよ。」