この夏の移籍市場が開く前まで、エジプト代表FWモハメド・サラーに代わる新アタッカーの確保を目指していると言われたリバプール。昨シーズン途中から数々のウィンガーやセンターフォワードとの関係が報じられたものの、期限ギリギリまで動くことはなかった。
最終的には、ユベントスで戦力外扱いを受けていたイタリア代表FWフェデリコ・キエーザを獲得したリバプールだが、長期的な後継者よりもバックアップに近いイメージを受ける。今シーズン大活躍すれば一気にレギュラー争いに加わるだろう。
クリスチャン・フォルク氏(ドイツ人ジャーナリスト)によれば、今夏の移籍マーケットを通じて、リバプールは当時マインツに所属し、ブライトンに移籍したドイツ代表FWブラヤン・グルダに接触したようだ。なお、バイエルン・ミュンヘンも関心を示していたとも伝えている。
「この夏はもう1つ、イングランドのクラブも門を叩いた–それはリバプールだった。」
「リバプールが彼に興味を持っていたと聞いたが、おそらく今回に限って具体的な話をしなかったのは失敗だっただろう。」
「これはバイエルン・ミュンヘンも同じだ。結局、どこもこのポジションを保証することはできず、獲得には至らなかった。彼らはグルダの大きな才能を見抜いたのだ。」
「イングランドのビッグ “6” のクラブで、経営陣と話をしていたのはリバプールだけだったが、イングランドの中堅クラスのクラブには、彼に興味を持っているところがたくさんあった。」
「もしリバプールがグルダ獲得に本腰を入れていれば、ブライトンが彼と契約するのは大きな挑戦になったことだろう。」
CaughtOffside
昨季29試合で4ゴール3アシストを記録した20歳ウィンガー。センターフォワードでも起用された経験があり、攻撃的ミッドフィルダーとしても数多くの試合でピッチに立った。ブンデスリーガでの優れたパフォーマンスは、多くのクラブに対して興味を抱かせるのには十分だった。
最終的にはブライトンに加わり、プレミアリーグでの挑戦が待ち受ける20歳の若きアタッカーだが、イングランド・サッカーに馴染み、キャリアを前に進めることができるだろうか…?