プレミアリーグ開幕からクリーンシートを続け、3連勝と波に乗っていたリバプールだが、インターナショナルブレイクから戻った直後の試合で、大きすぎる課題を突きつけられた。アルネ・スロット監督にとっても、乗り越えなければならない問題が浮き彫りになった。
国際試合で選手たちが疲労していた事実を踏まえても、アンフィールドでの試合で数回見せ場を作っただけで、低調なパフォーマンスに終始した。ほとんどのデュエルで負け、開幕から3試合を徹底的に分析し、対策してきたノッティンガム・フォレストを崩せず、カウンターから失点し黒星を喫した。
点差以上にリバプールの何もできなさが目立った試合を振り返ったオランダ代表DFフィルジル・ファンダイクは失望していることを明かしつつも、現地時間で火曜日に開催されるチャンピオンズリーグ初戦には立ち直った姿を見せなければならないと口にした。
「全員が違う場所から戻ってきて、違うやり方でプレーしていた。それでも、ベストの状態ではなかったとはいえ、チャンスは作れていたと思うし、もっとうまくやれたはずだ。」
「このパフォーマンスには間違いなく満足していないし、もっと良い結果を求められている。ホームで負けることは絶対にありえないことだが、かなり早く立て直さなければならない。」
「僕の意見では、今日の試合は受け入れがたく、失望させられるものだった。そして誰もがもっとうまくやれることを知っている。それを示す唯一の方法は今週火曜日だ。」
「そこに照準を合わせる。僕らは一緒に敗戦や困難な瞬間を乗り越えてきたし、冷静でいなければならないし、冷静でいるつもりだ。」
「チームの全員が必要だ。僕らはみな、インターナショナルブレイク後は3日おきに試合になることを知っている。だからこそ、全員がベストコンディション、ベストフォームで臨む必要があるんだ。」