負傷者が相次いだ昨シーズン、27歳DFジョー・ゴメスは左サイドバックとして新たな境地を開き、守備的ミッドフィルダーとして新たなチャレンジに挑むなどレギュラー陣がいない中、様々なポジションでチームを支えた。
アルネ・スロット新監督のもとでは、4番手のセンターバック扱いとなっており、出番を確保するためにも今夏での退団が報じられた。イングランド代表FWアンソニー・ゴードン獲得に乗り出したリバプールは、同選手を条件の一部として引き渡すことで合意していたとも。
ニューカッスルとの交渉が頓挫した後も、プレミアリーグの複数クラブからの関心が報じら、退団が近づいているようにも思えたが、リバプールに残留することで落ち着いた。アンフィールドでスタメンの座を確保するために、オランダ人指揮官にアピールしたいところだ。
グラエム・ベイリー記者は、この夏の移籍市場において、元チャールトンDFが退団を志願していたわけではないと明かしつつも、スロット監督との話し合いの結果、リバプールでのレギュラー争いに意欲的だとも語った。
「彼は特に退団を迫っていたわけではない。」
「最初のメンバーから外された後、彼は心配していたと聞いているが、その後アルネ・スロットと話し合い、その内容から彼は安心したと聞いている。」
「関心はあったし、もし彼が本当に移籍を望んでいたのなら、移籍を薦めたと思う。彼は伝えられたことに満足していたと思う。」
「とはいえ、この夏に聞かされたことがうまくいかなければ、彼は1月の注目株だろう。でも、スロットは彼を気に入っていると思うし、彼のプランの一部なんだ。」
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