エジプト代表FWモハメド・サラーを巡り、サウジアラビアからの強烈な関心もあって、その去就が不透明になっている。リバプールや選手側も新たな契約締結を希望しているとも伝わる中、近く話し合いが実施される見通しだ。
チームの絶対的なエースのバックアップとして、イタリア代表FWフェデリコ・キエーザをチームに迎え入れたものの、近年は負傷癖で満足の行くパフォーマンスを披露できておらず、プレミアリーグも初めての挑戦で、どこまで通用するかは未知数。
また、カットインしてからのシュートという点でも特長が異なるだけに、左利きのウィンガーを追い求めるいるも言われるリバプールは、来年の夏にもふたたびアタッカーを確保するかもしれない。
海外メディア『GIVEMESPORT』によると、リバプールは来年の夏、過去数シーズンにおいて安定したプレーぶりを見せ、右ウィンガーとして一定の評価を得ているブレントフォードのカメルーン代表FWブライアン・ムベウモ獲得に乗り出す可能性があるようだ。
なお、ニューカッスル・ユナイテッドやアーセナルも同選手に注目しており、2025年の夏に三つ巴の争奪戦が展開されることを示唆している。ブレントフォードとの契約が2026年6月までで、残り期間が1年を切ることが主な要因。
2019年にトロワからイングランドに乗り込んだ25歳のアタッカーは、ブレントフォード・コミュニティ・スタジアムで通算 “200” を超える試合に出場しており、53ゴールに42アシストと数多くの得点に絡んできた。
抜群の相性を誇ったイングランド代表FWイヴァン・トニーが今夏、サウジアラビア行きを決断。カメルーン代表ウィンガーにとってもステップアップには理想的な時期が迫っており、プレミアリーグの上位クラブに移籍する可能性も否定できない。
はたして、リバプールがその移籍先になるのか、もしくは他のクラブに加わるのか、はたまたブレントフォードに留まることを選ぶのだろうか…?