ブラジル代表アリソン・ベッカーの圧倒的な存在に、リバプールで2番手GKを務めるアイルランド代表GKクィービーン・ケレハー。試合に出たときの安定感は控えGKのそれではなく、プレミアリーグでも十分にレギュラーを張れるだけの実力を備えている。
昨シーズンはアリソンの負傷が長引き、26試合でゴールマウスを守った。近年は移籍市場が開くたびにアンフィールド退団の噂が流れ、ノッティンガム・フォレストはオファーを提示するも、リバプールの要求額に届かずに、今季もリバプールに残ることが決定した。
他にもイングランドの中堅からプレミアリーグ昇格組が関心を示す中、控えに甘んじる25歳のゴールキーパーの気持ちを代弁したのは、グラエム・ベイリー記者。複数クラブの関心も移籍できなかったいま、同GKはフラストレーションを感じていると推察した。
「彼の価値がどうこうではなく、彼を手放せないところまで来てしまったのだと思う。」
「選手本人があまり満足していないのは理解している。」
「我々が見たように、多くのゴールキーパーに動きがあった。サウサンプトン、ウルブス、ボーンマス…彼にとってビッグチャンスだったかもしれないし、ケレハーはそれらすべてのチームに興味を持っていた。」
「だから、彼はとてもフラストレーションを感じていると思う。」
「しかし、彼は契約を結んでおり、それが現実なのだ。」
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