アンフィールドで数々のゴールを挙げ、アシストでもチームの勝利に貢献しているエジプト代表FWモハメド・サラー。圧倒的なスピードやゴール前での得点力に目立つものの、相手ディフェンダーを背負ってもプレーできるフィジカルには年々注目が集まる。
リバプールの絶対的なエースも自身のソーシャルメディアでジムで鍛え上げた上半身を披露するなど、バキバキに仕上がっている。対峙する左サイドバックを腕で押さえ込むシーンもあり、リバプールだけではなく、プレミアリーグでも上位ランクのフィジカルを備える。
他にも筋骨隆々なプレーヤーも在籍するトップリーグだが、アストン・ヴィラでプレーするフランス代表DFリュカ・ディーニュは、ローマで1年間一緒にプレーした経験も振り返り、身体がぶつかり合ったときには、まるで壁にぶつかった感覚になると明かした。
「身長に比べて、彼はとても強い。彼とは1年間一緒に練習したが、技術的にも才能があり、フィジカル面でも非常にタフな選手だった。」
「彼と対峙するたびに、壁に向かってぶつかるような感覚になるんだ。」
L’Equipe
リバプールとの契約が残り1年となり、契約更新に向けた話し合いが順調に進むか、エジプト代表ウィンガーの去就には世界中の視線が向けられている。サウジアラビアが依然として関心を示し続ける中、どのような決着になるかは気になるところだ。
圧倒的なフィジカルで前線を牽引する32歳のアタッカーは、自慢のフィジカルを武器に、今季プレミアリーグで上位に導けるのだろうか…?