この夏の移籍市場において、リバプールが獲得に本腰を入れていたレアル・ソシエダMFマルティン・スビメンディ。リリース条項の支払いにも合意し、決断は選手に委ねられたものの、スペイン代表MFはアカデミーから育ったクラブに忠誠を誓い、イングランド移籍のチャンスをふいにした。
依然としてリバプールは同選手に対して関心を示しているとも言われる中、レアル・ソシエダは今シーズン絶不調。25歳の守備的ミッドフィルダーは早くも残留に後悔しているとの報道が出回るが、Mikel Recalde氏(スペイン人ジャーナリスト)はその噂を一蹴した。
「9月に入り、マルティン・スビメンディはレアル・ソシエダに残ることを決め、ここでシーズンを通してプレーすることになった。
「チームが悪いスタートを切ったからといって、何かが変わるわけではない。彼の人生のクラブであり、愛であり、想いなのだから。」
「来年の夏にはわかるだろう。スビメンディが地元にいることを後悔することはない。ナンセンスと捏造だ。」
DAVEOCKOP
主力2選手を引き抜かれ、開幕早々からすべてがうまく回るわけはない。現時点ではあまりにも下位に沈んでいるものの、チームとして噛み合えば上位に戻れるだけの戦力を擁しており、シーズン後半にどこに位置しているかによるだろう。
万が一にも、降格してしまった場合にも移籍が加速するはずだが、トップリーグに残っている限りは忠誠を誓ったクラブを裏切ることはなさそうだ…