プレミアリーグ3連勝と上々なスタートダッシュを飾ったリバプールだが、落とし穴はインターナショナルブレイクの後に待ち受けていた。アンフィールドでのノッティンガム・フォレスト戦では徹底的な守備に手こずり、一瞬の隙をつかれて決勝点を奪われ、今季初黒星を喫した。
チャンピオンズリーグ初戦となったアウェイでのACミラン戦では、悔しさを跳ね返すように逆転勝利を手に入れた。ふたたび手応えを掴み、今週末はふたたびアンフィールドでのボーンマス戦を迎え、勝ち点 “3” 獲得を誓う。
イングランドでも困難なスタジアムでの戦いを前に、ボーンマスのアンドニ・イラオラ監督はアンフィールドでのプレーに言及。良いプレーをしたとしても、相手の恐怖に晒される場面が必ず訪れると語り、その時間帯に耐えうる粘り強いディフェンスが必要不可欠であると口にした。
「アンフィールドでは、プレー内容が良くても、常にプレッシャーを感じる瞬間がある。」
「コーナーキック、フリーキック、シュート、キーパーによるセーブ。そして、自分たちがピンチだと感じる時間帯があるんだ。」
「そのような瞬間に慌てず、自分たちのチャンスを待つ守備の堅固さが必要だ。きっとその瞬間が来るだろうからね。」
昨シーズンまでチームのエースに君臨していたドミニク・ソランケをトッテナム・ホットスパーに引き抜かれた同クラブは、ここまで可もなく不可もない結果で、プレミアリーグの順位表で11位に付けている。
前節の敗戦から復調を狙うリバプールに対し、要塞アンフィールドでの番狂せを狙うボーンマスとの戦いはどのような決着を迎えるのだろうか…？