前線や最終ラインの補強に動くと思われたリバプールは今夏、守備的ミッドフィルダーを第一優先に移籍市場で動き回った。レアル・ソシエダのスペイン代表MFマルティン・スビメンディ獲得に迫りつつも、最後は選手の決断で交渉は身を結ばなかった。
その後は、ミッドフィルダー獲得に向かわなかったリバプールは、未来の守護神候補ギオルギ・ママルダシュヴィリと契約を締結した。今シーズンはレンタルでバレンシアに留まる。それから、移籍市場が迫る中、イタリア代表FWフェデリコ・キエーザをチームに迎え入れて、この夏を終えた。
ドイツ紙『BILD』イボンヌ・ガブリエル記者は、リバプールが攻撃的ミッドフィルダーにも関心を示しており、そのターゲットはオランダ代表MFシャビ・シモンズだったと明かした。また、来夏にはパリ・サンジェルマンを退団する可能性も示唆した。
「RBライプツィヒは、シャビ・シモンズが1年長く留まることに大喜びしている。」
「PSGはまだ2027年まで契約を残しており、来年には彼を売却する可能性が高いが、シャビはもっと大きなクラブに移籍すると考えている。」
「リバプールはこの夏、彼に非常に興味を示していた。」
FC Bayern Insider podcast
EURO2024でも母国のフル代表として、大活躍を見せた21歳のミッドフィルダーは、昨季に続き、今シーズンもRBライプツィヒでプレーすることに。43試合で10ゴール15アシストを挙げただけに、良い印象を持って、新たなシーズンでも暴れ回ることだろう。
リバプールにとっても貴重な戦力になることは間違いない。しかし、PSGとは2027年6月まで契約を結んでおり、獲得には高額な移籍金を要するため、リバプールが獲得に乗り出す可能性は低いが、はたして…?