チャンピオンズリーグの開幕戦、ACミランとのアウェイ戦でリバプールデビューを飾った新戦力のイタリア代表FWフェデリコ・キエーザ。イタリアではわずかのプレー時間だったが、アンフィールドで待望の瞬間が訪れた。
プレミアリーグ第5節、ボーンマス戦で72分に投入されると、初ゴールに迫るなどハツラツとしたパフォーマンスを見せ、守備にも走り回った。期待感を抱かせるだけに十分なプレーぶりだったが、イタリア代表ウィンガーは、アンフィールドでピッチに立てて、安心したと率直な気持ちを吐露した。
「そうだね。ベンチから初めて “You’ll Never Walk Alone” を聴いたときは、本当に素晴らしかった。」
「ノッティンガム・フォレスト戦も素晴らしかったけど、残念ながら負けてしまったけど、今日は本当に素晴らしかった。あらゆる面で楽しめたよ。」
「ミラノでは7分間プレーしたと思うけど、あまりプレーしなかった。でも、ミラノでデビューできたことはとても嬉しかったし、今日はただ準備するだけだった。監督から試合に出るように言われたときは、素直に嬉しかったし、このアンフィールドでプレーしたかったから、とても安心したよ。」
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まだまだイングランドのフィジカルや早さに慣れる必要性こそあるが、スタメン争いに加われる可能性を見せ付けた。ルイス・ディアスやモハメド・サラー、コーディ・ガクポら強力なウィンガーを擁しているだけに、その道筋は簡単ではない。
はたして、26歳のアタッカーはアンフィールドの歴史に名を刻む活躍を見せられるだろうか…?