アンディ・ロバートソンが30歳になり、コスタス・ツィミカスも28歳と決して若い左サイドバック陣とは言えないリバプール。彼らのバックアップも27歳のジョー・ゴメスと、年齢層が高くなっており、次世代に向けた補強は避けられない。
オーウェン・ベックやルーク・チェンバースら20代前半の若手ディフェンダーが控えるも、トップチーム定着は現時点ではあまり現実的ではない。そんなリバプールが驚きの補強に乗り出すかもしれない。
海外メディア『HITC』によると、レアル・マドリード移籍が濃厚で、2025年6月までの現行契約を延長するつもりのないバイエルン・ミュンヘンDFアルフォンソ・デイヴィスに対して、獲得オファーを提示する可能性があるようだ。
ドイツの強豪クラブとの契約満了を狙い、同選手の確保を画策するレアル・マドリードは、この夏にも獲得するのではと噂されてきた。バイエルンの要求額に見合うオファーの提示を拒否したため、その移籍は実現しなかったが、カナダ代表DFは契約更新の話を断り続けており、来夏の退団はほぼ確定だ。
プレミアリーグからはマンチェスター・シティやチェルシーが本格的に狙っていると見られ、23歳の左サイドバックを高く評価するミケル・アルテタ監督率いるアーセナルもフリートランスファーでの獲得の可能性を探っているそう。
過去にリバプールやマンチェスター・ユナイテッドらも関心を示しており、同紙はそのような背景からマージーサイドのクラブも争奪戦に加わることを示唆している。
ただし、スペイン行きがほぼ内定しているだけに、リバプールがそれを阻止する確率は限りなくゼロに近い。他にも左サイドバック候補の名前が挙がっているだけに、熾烈な競争を避け、スマートな補強を実施すると信じたい…