この夏、戦力外となっていたユベントスを後にし、リバプールに加入したイタリア代表FWフェデリコ・キーエザ。インターナショナル・ブレイクもアンフィールドに残り、若手と一緒にトレーニングに励み、コンディションを取り戻すために邁進している。
EURO2020での大活躍で強豪クラブがこぞって関心を示す選手になったものの、その後は負傷も続き、トップフォームに戻れずにいた。チアゴ・モッタ新監督の構想から漏れ、移籍先を探っていた中、リバプールが交渉を取りまとめた。
セリエAでは屈指のウィンガーとして活躍した26歳のアタッカーだが、現役時代にリバプールでプレーした元イングランド代表GKディビッド・ジェームスは、イタリア時代のパフォーマンスを高く評価しており、最高の契約だったと今回の移籍劇を振り返った。
「彼を気に入っている。」
「彼にはリバプールがすでに持っているものがたくさんあるが、これはプレミアリーグの多くのディフェンダーが慣れていないプレースタイルだ。」
「常に派手なフットワークをするわけではなく、エネルギーと献身性だ。彼はそれを惜しみなく発揮する。」
「相手にとっては別次元のプレーで、手こずるはずだ。彼は必要な時に必要なプレーをする。本当に素晴らしい契約だと思う。」
LFCTV
左でも、右でもプレーできるイタリア代表ウィンガーだが、まずはエジプト代表FWモハメド・サラーのバックアップとして、アルネ・スロット監督の信頼を勝ち取らなければならない。
チャンピオンズリーグやFAカップ、リーグカップなどもあり、確実にチャンスは巡ってくる。はたして、26歳のウィンガーはイングランドのサッカーに慣れ、数年前に見せた驚異的なパフォーマンスを取り戻せるだろうか…?