昨シーズン、プレミアリーグを3位で終えたリバプールはチャンピオンズリーグの舞台に舞い戻った。新フォーマット導入で大きく変わった大会において、開幕戦でスタディオ・ジュゼッペ・メアッツァでのACミランとの試合に挑んだ。
直近のノッティンガム・フォレスト戦で負け、立ち直りが期待されたイタリア名門との対戦は、開幕早々に先制点を献上。しかし、センターバックが2ゴールを挙げるなど3得点を奪い、逆転勝利を手に入れた。
この試合後、対戦相手とのユニフォーム交換をし、ピッチ上でその姿を捉えれたのは、ハンガリー代表MFドミニク・ソボスライ。ACミランのユニフォームを着た理由を尋ねられると、同クラブのファンであることを告白した。
「なぜACミランのシャツを着たのか?僕はACミランのファンなんだ。友達もみんな知っているよ。ブダペストの僕の家には、祖母に連れられてパオロ・マルディーニに会いに行ったときに一緒に撮った写真があるんだ。」
アルネ・スロット監督のもとで、攻撃的ミッドフィルダーとして攻守両面で活躍する23歳MF。あえて言えば、もっとゴールやアシストに数字を残したいところだが、深い位置まで戻って守備も怠らずに、これまで多くのクリーンシートを達成しているクラブに貢献している。
いまでもハンガリーの歴史に名を刻む若きミッドフィルダーだが、アンフィールドでもレジェンドの仲間入りを果たせるのだろうか…?