この夏を通じて、オランダ代表DFフィルジル・ファンダイクの後継者確保に動くかと思われた。しかし、守備的ミッドフィルダーを最優先にしたアルネ・スロット監督は、レアル・ソシエダのスペイン代表MFマルティン・スビメンディ獲得を獲得するために交渉にあたった。
最終的には、ラ・レアル残留を決断したものの、中盤の底を任せられる選手への関心は衰えない。一方で、今年33歳になったオランダ代表DFフィルジル・ファンダイクの後継者確保も避けられない課題であり、この冬や来年の夏には新たなセンターバックをチームに迎え入れる算段が高い。
海外メディア『Football Insider』によれば、今夏の移籍市場において、ニューカッスル・ユナイテッド移籍が噂され続けたクリスタル・パレスDFマルク・グエイに対して、リバプールが争奪戦に加わる可能性があるようだ。
ニューカッスルが何度かオファーを提示したものの、所属クラブは7500万ポンドの要求額を下げることをせず、今シーズンはロンドンに残留することになった。EURO2024で活躍したイングランド代表DFは、リバプールとの関係も報じられてきた。
現在の契約が2026年6月までとなっており、来年の夏には残り1年になる。もしも24歳のセンターバックが契約更新に応じない意向を示せば、移籍金は値下がりせざるを得ず、リバプールがそのチャンスを狙うかもしれない。
イングランド代表でも18試合に出場してきた元チェルシーDFを、リバプールは手中に収めることができるのだろうか…?