2023年7月、マルメFFからアイントラハト・フランクフルトに移籍した20歳MFヒューゴ・ラーションは、昨季ブンデスリーガやカンファレンスリーグを通じて、38試合に出場。今シーズンもレギュラーに定着し、スウェーデン代表でも6試合で出番を得ている。
ドイツで評価を高め続ける若きミッドフィルダーは、メガクラブのレーダーに引っかかっている。海外メディア『CaughtOffside』によれば、リバプールとアーセナルは、ヴォルフスブルク戦やボルシア・メンヒェングラートバッハ戦にスカウトを派遣し、同選手の成長をチェックした。
マンチェスター・シティやバイエルン・ミュンヘン、ボルシア・ドルトムントなども関心を示している。2028年6月まで結ぶ契約にはリリース条項は含まれておらず、7000万ユーロから8000万ユーロを要求される見通しだ。
セントラルミッドフィルダーを主軸に、守備的MFや攻撃的MF、左サイドのミッドフィルダーとしてもプレー可能。中盤の幅広いエリアをカバーできる若きプレーヤーは、アルネ・スロット監督が獲得を希望する “No.6” として活躍できるポテンシャルを有する。
現時点ではあくまでスカウティングで、リバプールが獲得に向けて具体的な動きを見せているわけではない。それは他の強豪クラブも同様だが、今シーズンもブンデスリーガでトップフォームを維持できれば、来夏の移籍市場では争奪戦が勃発してもおかしくはない。
はたして、依然として守備的ミッドフィルダーを狙うリバプールは、スウェーデン代表の20歳MFに触手を伸ばすのだろうか…?