チェルシーでプレミアリーグ初挑戦が失敗に終わったエジプト代表FWモハメド・サラーは、イタリアでの数年間を経て、アンフィールドでレジェンドに名を刻んだ。ゴール前で圧倒的な決定力を見せ付けつつも、正確無比なパスでアシストも量産する。
32歳になってもなお、リバプールの前線を引っ張り続けるエジプシャン・キングだが、現行契約は2025年6月までと契約満了が迫っている。今後もヨーロッパの舞台でのプレーを希望するベテランウィンガーだが、サウジアラビアは潤沢な資金を準備し、フリートランスファーでの獲得を狙っている。
リバプールは契約更新に前向きとも言われる中、選手時代にはアストン・ビラで数多くのゴールを決めた元イングランド代表FWガブリエル・アグボンラホールは関係者の話とし、クリスチアーノ・ロナウドを超える史上最高額の契約で、サウジアラビアに移籍すると主張した。
「(モハメド・)サラーは出ていくと確信している。関係者によると、サラーは間違いなく、史上最高額の契約でサウジアラビアに行くそうだ。」
「(クリスチアーノ・)ロナウドよりも稼ぐと聞いているし、サウジ・サッカーの顔になるだろう。もし君がモハメド・サラーなら、それを断ることはできない。リバプールで彼はすべてをやり遂げたね。」
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クラブ内でトップの給与を受け取るエジプト代表ウィンガーだが、他のメガクラブに比べれば決して高給とは言い切れず、中東クラブのオファーとなれば、その金額に魅了される可能性は高い。
しかし、アンフィールドへの愛着やトップレベルでのプレーから、リバプールとの新契約に合意する世界線もあり得る。水面下で交渉が進められていると想定されるが、はたしてサラーは来季もイングランドでプレーし続けるのか、もしくはサウジアラビアに新天地を求めるのだろうか…?