オランダ代表DFフィルジル・ファンダイクの長期的な後継者を探し続けるリバプールは、スポルティングDFゴンサロ・イナシオやパリ・サンジェルマンDFウィリアム・パチョらに関心を示しており、センターバックの左側を任せられるセンターバックに照準を絞っている。
この夏の移籍マーケットを通じて、クリスタル・パレスDFマルク・グエイに対するリバプールからの関心も頻繁に報じられており、EURO2024でも大活躍した24歳のセンターバック確保に動き出す可能性が噂された。
結果的にリバプールが本腰を入れることなかったが、同じくプレミアリーグのニューカッスル・ユナイテッドは最低でも4回にわたってオファーを提示したものの、クリスタル・パレスを納得されるほどの条件を示せずに、移籍は成立しなかった。
海外メディア『Football Insider』によれば、この冬にもニューカッスルが再挑戦する可能性がある中、イングランド代表DFは同クラブよりも規模の大きいクラブへの移籍を希望しており、アンフィールドでのプレーに気持ちが傾いているようだ。
2021年の夏、チェルシーから現在のクラブに移籍すると、最終ラインの中心に定着。100試合以上に出場しており、スリーライオンズでも18試合でピッチに立ってきた。チャンピオンズリーグなどヨーロッパの舞台をクラブレベルで経験したことこそないが、代表においてはEURO2024決勝を経験済みだ。
脂が乗り切った年齢で、プレミアリーグで上位に食い込むことが難しいクラブからのステップアップには最適なタイミングが近づく。来年の夏には、契約期間も1年を切るため、所属クラブも多額の移籍金を要求しにくい立場になる。