ユルゲン・クロップ監督の長期政権が終焉し、アルネ・スロット監督にバトンタッチしたリバプールだが、プレミアリーグ開幕から好調を維持している。ノッティンガム・フォレスト戦こそ噛み合わなかったが、それ以外はクリーンシートで勝利を収めており、安定したパフォーマンスを披露している。
ただし、控え組が出ている試合は少なく、負傷者やコンディション不良でレギュラー組が揃わなかったときに、オランダ人指揮官が嗜好するフットボールをどれだけ実践できるかは未知数。とはいえ、各ポジションに代表クラスを揃え、盤石の体制でシーズンを送っている。
マンチェスター・ユナイテッドのレジェンドで、イングランド代表でも66試合に出場したポール・スコールズは、リバプールがプレミアリーグの優勝に絡むだけの選手層を備えているものの、センターバック陣に負傷者が出た場合には心配の種になるだろうと語った。
「リバプールは、今年のタイトル争いについて絡むことがあるかもしれないね。」
「フォワードの選手を見ても、5〜6人は優れた選手がいると思う。リバプールを目の当たりにすると、あの選手層の厚さに弱点はほとんど見当たらない。ただひとつの心配事は、センターバックのフィルジル・ファンダイクかイブラヒマ・コナテが負傷した場合だ。」
「中盤の5〜6人はみんな走れるし、質の高い素晴らしい選手たちだ。フォワード陣を見ても、全員が活躍できる。唯一の懸念はノッティンガム・フォレスト戦だった。」
The Overlap Fan Debate