ブラジル代表GKアリソン・ベッカーが守護神として君臨するリバプール。アイルランド代表GKクィービーン・ケレハーも控えており、昨季まではベテランGKアドリアンもバックアップを務めており、盤石のゴールキーパー陣を擁した。
今シーズンは、23歳GKヴィテツラフ・ヤロシュが3番手GKを任されており、レベルを落とさずに開幕を迎えた。アリソンの後継者として、ジョージア代表GKギオルギ・ママルダシュヴィリを確保し、将来に向けたチーム作りにも着手した。
昨季までリバプールでゴールキーパーのコーチを務めていたジョン・アフテルベルグ氏は、過去の補強プランを明かし、複数回にわたってブラジル人GKネトの獲得に乗り出していたものの、いずれも失敗していたと告白した。
「毎年、リーグに新しいゴールキーパーが入ってくるたびに、すべてを調べていた。」
「彼らを探してリストを作り、もし我々が望むようなプレーをするGKを見つけたら、またそのリストに戻るようにしていた。」
「ネトも何度か獲得しようとしたGKだったが、なかなか実現しなかった。」
「彼は私たちが望むプレーができた。リバプールにいると、トップレベルではあまり見つけることができないんだ。」
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2018年にはブラジル代表として1試合に出場した経験を持つ35歳のゴールキーパーは、フィオレンティーナやユベントス、バレンシア、バルセロナ、ボーンマスなどクラブを渡り歩き、今シーズンはアーセナルにレンタル移籍中だ。
年齢的に、今後アンフィールドでプレーすることはなさそうだが、アドリアンのような精神的支柱の役割としては面白いオプションかもしれない…