昨シーズンからリバプールの副キャプテンに任命され、未来のキャプテン候補でもある25歳DFトレント・アレクサンダー＝アーノルド。実力と実績を兼ね備えたスカウサーだが、現在の契約が2025年6月までと迫っており、その去就に注目が集まっている。
リバプールとの新契約締結を優先に考えているとも言われる一方で、レアル・マドリードがフリートランスファーでの獲得を狙っている。選手側はクラブのプロジェクトを重要視しており、レッズが補強を含めた明確なプランを提示できるかが鍵になりそうだ。
現時点では100%残留とも言い切れず、交渉に関しての情報も出回っていないことから、話し合いがどこまで進んでいるかは内部の人間にしか分からない。しかし、万が一に備えなければならないのも事実で、ラ・リーガに視線が向けられている。
海外メディア『CaughtOffside』によると、リバプールはセビージャ所属のスペインU-21代表DFサンチェス・ベラスコの動向を追っているようだ。他にもプレミアリーグの複数クラブが関心を示しており、近く争奪戦が勃発するかもしれない。
2026年6月まで契約を結ぶ21歳の右サイドバックだが、所属クラブは2500万ユーロ程度の移籍金での売却にも前向きと見られる。契約期間が残り1年を切る2025年の夏の移籍市場は、同選手にとってステップアップに好機となる。
アーセナルやウェストハム・ユナイテッドも関心を示す若きディフェンダー確保よりも、リバプールは死に物狂いでイングランド代表DFとの新契約締結を狙う。
あくまでオプションとしてリストアップしている程度で、他にも多くの右サイドバックとの関係が噂されている。はたして、来シーズンのリバプールのサイドバック陣容はどうなっているだろうか…？