昨夏にRBライプツィヒからリバプールに加入したハンガリー代表MFドミニク・ソボスライ。ユルゲン・クロップ監督、アンフィールドでの最後のシーズンにおいて、1年目から存在感を見せ付けた。終盤には疲れからか精彩を欠く試合も増えたが、総じて高い評価を得た。
アルネ・スロット新監督を向けたチームでも、レギュラーを任されている。インサイドハーフよりも、トップ下に近いポジションで異なった役割を求められているが、非凡な攻撃センスと豊富な運動量で、攻守両面に活躍し続けている。
ゲーゲンプレスやショートカウンターと強烈かつ特徴的なサッカーを展開していたドイツ人指揮官に対し、よりポゼッションを重視するオランダ人指揮官の就任で、プレースタイルにも変化が生まれたと、ハンガリー代表のキャプテンが告白した。
「今、僕らはもっとボールを持っているし、落ち着いている。」
「クオリティーが高い選手たちが、何をすべきか考える時間が増えた。」
「ユルゲン(・クロップ)のときは、ボールを奪い返して直接ゴールに向かい、得点を決めた。実際、うまくいっていたこともあったね。」
「でも今は、ボールをより多く持てるようになった。 より冷静になり、後方からビルドアップするようになった。」
「ユルゲンはおそらくピッチで12番目の選手だったから、チャンスがあればピッチに走り込んでタックルを仕掛けていた。」
「新しい監督はもっと落ち着いていて、僕らのプランがどこかでうまくいくことを知っている。」
Men on Blazers
RBザルツブルク、RBライプツィヒとレッドブルグループで若手でもトップクラスの選手に成長し、アンフィールドでも、調子が良いときにはクラブのレジェンドである元イングランド代表MFスティーブン・ジェラードと比較されるほどの選手になった。
まだ23歳と若く、今後の飛躍にも期待できる攻撃的ミッドフィルダーは、”これまで” と “これから” の目標について語って、プレミアリーグとチャンピオンズリーグの両方のトロフィーを手に入れたいと明かした。
「チャンピオンズリーグで優勝したい。」
「子供の頃、ピッチで国歌斉唱を聴きたかった。そして、得点を決めたかった。それから、代表に選ばれてキャプテンになりたかった。」
「今はプレミアリーグでプレーしているから、リバプールでプレミアリーグとチャンピオンズリーグのタイトルを獲りたいんだ。大きな目標だけど、現実的なことだよ。」
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